2024/12/13 00:42
寒干し大根は、岐阜県飛騨市神岡町にある山之村地区で作り継がれてきた伝統的な保存食です。

山之村は飛騨の中でも奥の奥、岐阜県の最北端富山県との県堺に位置し標高1000m地帯の高原にあり、冬は積雪は2mを超え最低気温-20℃に達するほどの豪雪極寒地帯です。昔は今とは違い除雪技術も無いため冬場は雪に閉ざされ自給自足の暮らしが余儀なくされてきました。そんな暮らしの中で生まれたのが、天然の寒さを活かして作られた保存食
「寒干し大根」です。
寒干し大根作りは一年を通して行われます。
春
大根を茹でる為の
薪を春切り出します
(雪…山之村の春です)

夏
初夏には緑肥の種まきや雑草対策として畑を起こします
育った緑肥を播種前にすき込み晩夏頃から種まきをします
(土作り…勉強の繰り返し)

秋
育った大根を収穫し、葉を切り落とし一旦貯蔵します
(予冷庫や土室で保存します)
(大根は凍結から身を守る為でんぷんを糖に変える性質があり、この時期に甘みが増していきます)

冬
12月下旬、いよいよ 大根を干す作業が始まります
大根を掘り出して
洗って
皮を剥いて
切って
茹でて
串に刺して
干す
寒中で約一ヶ月間干して乾燥
選別し袋詰めの後
皆様のもとへ…



(寒中で干す…天然のフリーズドライ)
飛騨も奥飛騨
山之村の寒さ自慢